- アニメーション キーフレームの作成 -
- アニメーション キーフレームの作成 -

BrightObjectはキーフレームアニメーションという手法でアニメーションも作成できます。
キーフレームアニメーションとは、ある時刻の姿勢をキーとして登録し、
キーフレームから次のキーフレームの間の姿勢は計算で作成してアニメーションさせます。
この計算を「補間」といいます。

キーフレームとは下図の四角の部分のことを指します。



BrightObjectでは、キーフレームという姿勢を作成します。
上図の場合、0ミリ秒の姿勢(キーフレーム1)から500ミリ秒経つと、
500ミリ秒の姿勢(キーフレーム2)になるという意味になります。

ではその間の姿勢は…というと、「補間」という計算を用いてBrightObjectが姿勢を計算します。
BrightObjectで使える補間の計算アルゴリズムは2つあります。
補間については→「アニメーション 補間方法の変更


まずは、キーとなるフレームを作成してみたいと思います。
最初にアニメーションの開始となる姿勢を作成します。

・アニメーション開始姿勢


この姿勢をキーフレームとしたいときは、[キーフレーム]→[現在の姿勢をキーフレームにする]を選択します。
するとこの姿勢となる時間を入力するダイアログボックスが表示されます。



作成した姿勢が、アニメーション開始から何ミリ秒後の姿勢とするかを決めます。
アニメーションの開始姿勢なので「0」を入力します。
(0以外で登録しても大丈夫です。
アニメーション開始姿勢は、作成したキーフレームの中で時間が早い(値が小さい)フレームから使用されます)
ダイアログボックスの[OK]を押すと、キーフレームとして登録されます。

次のキーフレーム用の姿勢を整えます。



この姿勢でよければ[キーフレーム]→[現在の姿勢をキーフレームにする]で、
アニメーションの開始からこの姿勢になるまでにかかる時間(例えば1秒後なら1000)を入力して[OK]を押します。
そうするとアニメーション開始から1秒後の姿勢としてキーフレームが作成されます。
時間の値と姿勢を変えて、キーフレームを次々登録していきます。


あるキーフレームを参照したい場合は[キーフレーム]→[次のキーフレームを参照]・[前のキーフレームを参照]を使用します。
[次のキーフレームを参照]で表示しているキーフレームの1つ後の時間のキーフレームが表示され、
[前のキーフレームを参照]で表示しているキーフレームの1つ前の時間のキーフレームが表示されます。
キーフレーム参照中はボーンの表示が無くなりますが、
[キーフレーム]→[キーフレームのボーン表示]を選ぶと、そのキーフレームの姿勢のボーンが表示されます。
ボーン表示をした後、そのキーフレームの姿勢を元にジョイントを回転させて新たなキーフレームの登録もできますし、
[キーフレーム]→[現在の姿勢をキーフレームにする]で、編集元となったキーフレームの時間でキーフレームを作成すると、
現在表示している姿勢がその時間のキーフレームとして上書き登録されます。

表示しているキーフレームの時間はFrame Data Windowで参照することができます。

・Frame Data Window


フレーム番号は自動で振られ、フレーム時間は表示しているキーフレームがアニメーション開始からこの姿勢になるまでの時間を表示します。

任意のキーフレームを削除したいときは、[キーフレーム]→[次のキーフレームを参照]・[前のキーフレームを参照]で削除したいキーフレームを表示させ、
[キーフレーム]→[表示しているキーフレームを削除]を選ぶと、キーフレームが削除されます。


次は実際にアニメーションさせてみます。
キーフレームを2つ以上作成すると、アニメーションの実行が可能となります。




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