- BrightObject- |
「BrightObject」は、objファイルで作られた3Dオブジェクトを変形したり、 キャラクターアニメーションをさせる為のツールです。 描画にはOpenGLを使用しています。一部機能ではGLSLも使っています。 扱うことができるファイルは、 ・wavefront社のobj(とmtl)のモデルデータ ・「OJP」というテキストベースのアニメーションファイル となってます。 OJPファイルはBrightObjectのオリジナル形式で、モデルデータ自体はモデルファイルを参照します。 主にキャラクターアニメーションのためのキーフレームデータが書き込まれるファイルです。 objファイルを開く際、指定されたmtlファイルがある場合は一緒に開きます。 テクスチャ画像は24bitのビットマップファイル(.bmp)を扱うことができます。 【モデルの変形(例)】 モデルデータの頂点とジョイント(ボーン)を関連付けさせると、このような変形が可能です。 表示されている画面はBMPファイルへの保存が可能です。→BrightObjectで保存したBMPファイルをPNGファイルにしたもの また、変形した状態のモデルをobjファイルとして保存しなおすこともできますので、 他のモデリングソフト等でも使用することができます。 【BrightObjectで変形させたobjモデルファイルを3DAceで開いたところ】 モデルの変形と、キーフレームというアニメーションのキーとなる姿勢を作成していくことで、 最終的にはキャラクターアニメーションをさせることができます。 BrightObjectで作成したアニメーションを別のプログラムで簡単に再生できるようにするために、 BrightObjectLibというC++向け静的ライブラリ(libファイル)も公開しています。 【BrightObjectの使い方】 [BrightObjectの使い方]を参照下さい。 【開発資料やOJPファイル概要など】 [BrightObject開発資料]を参照下さい。 【BrightObjectLib】 OJPファイルを別のプログラムで扱うためのライブラリ「BrightObjectLib」については、 [BrightObjectClassLibを使う]を参照下さい。 【PlayOJPTester】 OJPファイルのアニメーション確認ツール「PlayOJPTester」については、 [PlayOJPTesterのダウンロード]を参照下さい。 バグ等はトップページの[send message]からメッセージを頂ければ幸いです。 【動作確認済環境】 OS:Windows XP(SP2 or SP3) / Windows Vista / Windows 7 メモリ:1GB以上 グラフィックボード:OpenGL 2.0以上に対応しているもの HDD:BrightObjectや関連ファイルが十分に保存できるだけの容量。 ディスプレイ解像度:1280×1024以上 注意事項等につきましては下記zip内「はじめに.txt」をお読み下さい。 ○BrightObject version 1.3.0.3をダウンロード○ 【BrightObject更新情報】 【Version 1.3.0.3】 ●メニュー「シェーディング→トゥーン」を2回選ぶとテクスチャが消え、BrightObjectがフリーズするバグを修正しました。 【Version 1.3.0.2】 ●メニュー「アニメーション→フレームを画像として保存」を追加しました。 アニメーション再生と同時に1フレーム当たり32ミリ秒間隔でBMP画像を作成します。動画作成用メニューです。 アニメーション自体は本来の再生速度よりもかなり遅くなります。 Windows Live Movie Makerで1枚当たりの再生時間を0.03にすると、 BrightObject上のアニメーション再生とほぼ同じ再生速度の動画を作成することができます。 【Version 1.3.0.1】 ●アニメーション中でもアンチエイリアスは有効にしました。 ●任意のGLSLソースコード(拡張子:vert, frag)ファイルを1つずつ指定できるようになりました。 BrightObject本体側からデータを渡すようなGLSLソースコードは基本的には使用できません。 ●BrightObjectの各メニューの説明内容を整理しました。 メニューにカーソルを合わせると、3Dの画面の下部に表示されます。 ●ショートカットメニューウインドウのボタンの大きさとグループボックスの大きさを調整しました。 【Version 1.3.0.0】 ●トゥーンシェーディングを実装しました。 ●ジョイントをIKで動かした後にIK停止すると、そのジョイントが初期姿勢になってしまうのを修正しました。 ●メインウインドウ以外は常にメインウインドウよりも手前に表示させるようにしました。 ●綺麗にbmpファイルへの保存ができない場合があったため修正しました。 ●バージョンダイアログボックスに「TEXTURE UNIT」の項目を追加しました。 【Version 1.2.0.3】 ●「ファイルを追加する」で追加したobjファイルのパスを OJPファイル(アニメーションファイル)に保存するようにしました。 ●BrightObjectの「ファイルを追加する」メニューでオブジェクトを追加して OJPファイルに保存をすると「SUB_MODEL_FILENAME ファイル名」のようにOJPファイルへ保存されるようにしました。 (「ファイルを追加する」で追加したオブジェクト(obj/mtl/bmp)は、OJPファイルと同じファイルパスに配置してください。) ●OJPファイル内のSUB_MODEL_FILENAMEで指定されているOBJファイルを開いた時に、 一時的に作成しているファイルが残ってしまっていたので修正しました。 ●メニュー「回転軸」に「逆方向」を追加しました。 ●メニュー「頂点選択で重み付け」で複数の頂点に対し、一度に重みをつけられるようにしました。 【Version 1.2.0.2】 ●ボーンを挿入したキャラクターに簡易的な影付け(シャドウマッピング)ができるようになりました。 【Version 1.2.0.1】 ●同梱のモデルファイルが開けない場合があるのを修正しました。 ●アニメーションをさせるキャラクター以外に、周りを飾るためのオブジェクトを追加できるようにしました。 ●「基準ジョイントの移動」で、重みがついていない頂点の動きがおかしくなるのを修正しました。 ●アンチエイリアスをかけて表示することができるようにしました。アニメーション中は無効になります。 ●メニューに「ライト」を追加しました。中央のキャラクターに対して左右のライトを有効にできます。 ライトのRGBAを設定も可能です。アニメーション中は無効になります。 【Version 1.2.0.0】 ●BrightObjectの起動時に各ウインドウ位置がバラバラで表示されるのを、 画面中央で整理された状態で表示されるようにしました。 ●編集中のポーズをOBJファイルで保存できるようになりました。 ●IK停止フラグを「停止する」にしてからFKでボーンを描画したときに、 IK停止フラグが「停止しない」にならないようにしました。 ●テクスチャの切れ目が見えてしまうのを修正しました。 ●オブジェクトを「線描画」表示中でも頂点への重み付けができるようにしました。 ●「重み付けボックスで重み付け」「頂点選択で重み付け」中にオブジェクトを「面描画」すると、 頂点とポリゴンの線を表示させるようにしました。この表示の時でも頂点への重み付けも可能です。 ●FK用の回転軸を動かす方法をIKに変更しました。直感的な操作となります。 このため「FKでの回転軸の向きを変える」配下の 「X軸周りで回転」「Y軸周りで回転」「Z軸周りで回転」メニューを削除しました。 ●FK用の回転軸を、ワールド座標系のX軸/Y軸/Z軸方向にする機能を追加しました。 ●「頂点選択で重み付け」の最中にツリービュー上のジョイント名をダブルクリックすると、 そのジョイント名が影響を与える頂点の色が変わるようになりました。 ●IKでのボーンの描画からFKでのボーンの描画に変えたときに FK用の回転軸が勝手に移動しないようにしました。 ●TLOファイルが無くなり、OBJファイルを直接開くようにしました。 OJPファイルに書かれるファイル名もOBJファイル名になります。 このため、TLOファイルの保存をできないようにしました。 【Version 1.1.0.5】 [2011/2/12 追加分] ●「補間方法」ダイアログボックスの「Hermite曲線表示」を押してエルミート曲線を表示させた後、 ダイアログボックスを閉じるとメイン画面が更新されなくなるバグを修正しました。 [2011/2/10 追加分] ●IK停止させた後にIKでジョイントを動かした後、FKで描画しなおすとIK停止ジョイントの位置が勝手に移動してしまうのを修正しました。 ●「IKでのジョイントの停止」メニューを押した後、基準ジョイントでもマウスカーソルが当たると色が変わるようにしました。 [2011/2/3 追加分] ●重み付け周りのバグを修正しました。 ●FKの回転軸のドラッグで、選んだ回転軸と、選んだ回転軸に対応するジョイントのローカル座標系だけを表示させるように変更しました。 ●FKでジョイントを操作(回転)したとき、操作しているジョイントのFK回転軸とローカル座標のみ表示させるようにしました ●重み付けボックス配置後、ボックス内の頂点は色を変えて表示するようにしました。 ●重み付けボックスのデザインを変更しました。 ●位置確定処理前にジョイントの削除をしてから位置確定後、そのままOJPで保存し、保存したOJPを開くとエラーになるのを修正しました。 【Version 1.1.0.4a】 ●メニューを一部削除・名称変更しました。 ●内部的な部分の整理をしました。 ●「IK停止フラグ」を立ててからIKでジョイントを動かした後、 FKで描画するとボーンが動いてしまうのを修正しました。 【Version 1.1.0.4】 ・2010/01/15 ●メモリ関連のバグを修正しました。 ・2010/01/14 ●メモリ関連のバグを修正しました。 [Version 1.1.0.3] ●基準ジョイント移動させた後にFK/IKで回転させるとオブジェクトはワールド座標の中心に戻るが、基準ジョイントが戻らないのを修正しました。 ●アニメーションするかどうかを指定するフラグをOJPファイルに保存しないようにするようにしました。 ●線形補完の処理内容変更しました(頂点の線形補完から各ジョイントの角度の線形補完へ変更)。 ●基準ジョイントの移動後にIK/FKさせようとすると初期位置に戻ってしまうのを修正しました。 ●Hermite補間ができるようになりました。[キーフレーム]→[補間方法]メニューが追加されています。 ●OJPファイルの仕様を変更しました。 ●「現在の姿勢をキーフレームにする」で、「キャンセル」するとアプリケーションが落ちるのを修正しました。 【Version 1.0.0.2】 ●基準ジョイントをドラッグしてワールド座標系のXYZ軸方向にオブジェクト全体を移動できるようにしました。 ●OJPファイルを読み込んだ後、保存せず別のOJPを読み込むと、オブジェクトの形状は正常に読めるがテクスチャが適用されないのを修正しました。 ●アニメーション付きOJPを読んだ直後に全体アニメーションさせるとエラーとなるのを修正しました。 ●アニメーション付きOJPを読んだ時にのみ「次のフレーム・前のフレーム」メニューと一緒に「アニメーションの再生」メニューを有効化するように変更しました。 ●アニメーションの再生方法(全体・指定キーフレーム間)を選択する前に「アニメーションの再生」をするとエラーになるのを修正しました。 ●基準ジョイントを移動させたとき、光源も移動させるようにしました。(光源も常にカメラと同じように動くようにしました) 【Version 1.0.0.1】 ●視点の「上下左右並行移動」「拡大縮小」ができるようにしました。視点変更後のボーン挿入可能です。 ●IKでボーンを動かしてFKでボーンを描画しなおした後に保存したOJPファイルを読み込むと回転が初期姿勢になってしまうのを修正しました。 ●FK/IK混在の状態でOJPに保存すると、FKのボーンを構成する線が基準ジョイントから放射状に飛び散ってしまうのを修正しました。この修正に伴い、OJPファイルに保存する際にIKで描画されているボーンはFKで描画されます。 |